伸吉くんの午後   杉 伸作

伸吉くん、塾へ行くの巻

  もしも君が本当のことを知りたいなら、僕のことを

探さない方がいいよ。なぜなら、君の近くにいないってわかるとさびしく

なるだろ。

  ところで僕の名前は米士 伸吉。えっ、何て読むかだって!

”べいし しんきち”。 だから、みんな僕のこと ”べいしくん” とか ”しんきちくん” て

呼んでる。だから、好きに呼んでよ。

  僕は小学4年生だから、そろそろ塾に行った方がいいよって、お母さんが言うんだ。

だから、塾に行くことにしたんだ。学校のすてきな友達はみんな伸学塾に行ってるから。

僕も伸学塾に行こうと思ってる。でも、みんな言ってるんだけど、伸学塾の先生こわいって!

            ー 塾へ初登校 ー

  どうしよう? ちゃんとできるかな? 先生こわいってみんな言ってるしなー

こわいって言うけど、どんな顔してるんだろう? こわそうな顔してるんだろうなぁ。         

もうそろそろ塾につくなぁー。

でも、あいさつぐらいちゃんとしなきゃ。階段を上って、塾に到着。

伸吉: 「 こんにちは ! 」

塾長: 「 こんにちはー 」

こわいよー! マスクをしてるから、顔がわからない~。それがこわい~。

(早くコロナ終わればいいなぁ~)

ヨォ~ッ  チントンシャン

ーこの物語は架空の物語であるー